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日本の警察が補導した"ある事件"に一同驚愕!「ITリテラシーの低さに涙が止まらない...」

日本の警察が補導した"ある事件"に一同驚愕!「ITリテラシーの低さに涙が止まらない...」

※JavaScriptとJavaは美輪明宏と美川憲一ぐらい別物です。

ピンポンダッシュで補導される国、日本

最近IT界隈で話題になっている事件があります。 不正プログラム書き込み疑い補導|NHK 兵庫県のニュース JavaScriptで無限にアラート表示がでるページのURLを、どっかの掲示板に貼った中学生が補導されたってやつですね。 (JavaScriptが悪いんじゃなくて、無限アラート表示のプログラムを作った奴が悪い、もっというとそんないたずらレベルで補導に踏み切った警察がヤバイ) この事件、わかりやすい例えとして「ピンポンダッシュしたら補導された」と言われていますが、単純に誰にも危害を及ぼしていないものなので、「どこにもつながってないインターホンでピンポンダッシュしたら補導された」が妥当だと思います。 日本人が大好きな海外の反応。 JavaScriptの開発者、Brendan Eich氏も 「は?日本行って証言したってもええで」 というレベル。  

不正指令電磁的記録

この事件、「不正指令電磁的記録」つまり
  1. 人が電子計算機を使用するに際してその意図に沿うべき動作をさせず、又はその意図に反する動作をさせるべき不正な指令を与える電磁的記録
  2. 前号に掲げるもののほか、同号の不正な指令を記述した電磁的記録その他の記録

(from wikipedia)

というのに今回は該当してるらしいです。 無限アラート事件の何が問題なのか考察してみた - Qiita つまり法律の段階でそれを言っちゃあおしまいよ感が半端ないということですね。 プログラムも人間が書く以上どうしてもバグが生まれてしまいますが、それも「意図に反する動作」ということで違法とされるのは腑に落ちません。 このあたりの明確な基準が確立されなければ日本はいつまで経ってもIT後進国のままというわけです。 ※有能な日本人技術者やIT企業はとても多いです。管理する側が後進国です。

ところで俺も捕まるんじゃない?

そうです、自分が開発・運営している SessionGO こちらはJavaScriptをふんだんに使用した構成で開発しております。 たまに表示バグってる部分もあって手直ししてます。(もちろん個人情報に関する部分は細心の注意を払ってますよ) ということは今回の事件から、SessionGOで意図に反する動作(バグ)が見受けられた場合、自分も捕まる可能性が0ではないということが分かりました。 大げさですが前例が生まれているので怖いですね。 自分のみならず、日本のIT技術者は全員このリスクを背負っていることになります。 そんな中で日本という国は

「なぜ日本にスティーブ・ジョブズのような人が生まれないんだ🤔」

といつまでも言い続けるのでした。 めでたしめでたし。
© 2019 ふくい
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