厳しい就活を乗り越えて、今年新卒で企業に入社した社員の皆さん。
もう研修は終えて一人前として働き始めているぐらいでしょうか。
今回は今の時期にもう一度覚えておきたい、また来年後輩社員が入ってきたらこっそり教えておいてあげたい、そんな社会人としての
特に重要なマナーをまとめてみました。
新入社員だけでなく若手の方々もぜひ今一度考えてみましょう。
あなたはマナー、きちんと守れていますか?
会社の飲み会にすすんで参加してはいけない
By: Kim Ahlström
これは基本ですね。
先輩・上司よりも仕事ができないのに、一丁前に酒の席に座ることは失礼に当たります。
入社したてのうちはそうした目上の人々から誘われることも多いと思いますが、実はこれが最初の関門で
試されているというのは有名な話です。
そこでホイホイついて行ってしまうと、評価はガタ落ち。
「
いつまで学生気分なんだ」と思われても仕方ないでしょう。
しっかりと断っておきたいポイントです。
有給は全部消化しよう
By: Tristan Ferne
書くほどでもなかったでしょうか。
有給は会社がわざわざ与えてくれるものなので、それを消化せずに放置するのは非常に無礼な行為です。
また有給申請する際に理由を聞かれることがありますが、ここで具体的に理由を告げるのもアウト。
本来「私用」程度で良いので、具体的に告げてしまうと
口が軽い、情報漏洩につながるという人物評価が下されてしまいます。
余程のことがない限り残業はNG
By: Hikosaemon
皆さんは大丈夫ですか?
残業するとその分残業代が発生し、
会社にとって負担となるので、褒められた行為ではありません。
営業職などいわゆる「みなし残業制度」の人達も、「長時間の残業 = 業務を効率化出来ていない」との評価がなされてしまいます。
また、先輩・上司も帰りづらくなるという状況にもなるので、下っ端であればあるほど
早めの帰宅を心がけましょう。
稀に「本来出るべき残業代は出ないので会社に負担はなく、思いきり残業できる」という声も聞きます。
ひどい勘違いです。
残業代という会社の負担を減らすため、企業は苦肉の策として法的なリスクを冒しているのです。
「残業代が出ない」の意味を履き違えている社員の方は意外と多くいるようです。
どちらにせよ、
そもそも残業しないことが一番評価が高くなる行為であるということはしっかり覚えておきましょう。
休日の会社行事は遠慮しよう
By: the_studios
お休みの日と書いて休日。
そんな休日に会社行事としてのBBQや社員旅行、スポーツ大会にノコノコ参加してしまっている人はいませんか?
参加必須の場合を除き、これらの
休日イベントは基本的に遠慮しましょう。
こうしたイベントはオフィシャルであれ有志であれ、年齢層や立場的に上の人々が企画することが多いですね。
その人達はその人達同士、つまり
気の合う同年代の人達との休日としてイベントを企画しているのです。
新入社員や若手社員には形だけ声をかけているという場合がほとんどなので、こうしたイベントは丁重にお断りするのがマナーです。
もしここで参加してしまうと、「
仕事とプライベートのメリハリがつかない人」などと言う烙印を押されてしまいます。
勿論そうした人は業務でもメリハリがつかず、イマイチな成果となることが多いようです。
休日はしっかりと休み、
自分がやりたい・楽しいと思える事をするのがデキる社会人の姿です。
いかがでしたか?
意外と知らなかった、守れていなかったという人もいるかも知れません。
どれも社会人として重要なポイントなのでしっかりと覚えておきましょう。
そしてあなたが将来出世して上司になったとき、こうしたマナーを守りやすい環境にしてあげるのもまた、マナーの一つですね。